英彦山の話
英彦山山伏と柚子胡椒
英彦山の話
日本三大霊山である英彦山は神仏そして権現思想の山伏が修行する山で政治も行っていました。それは、大名などの領主ではなく、座主と呼ばれ皇室より招きました。
そしてその領地を、神領(寺領)と呼び方七里(半径28㎞)がその領内でした。
(林 久秀)
山伏の食材として柚子は、修験道の山、英彦山の山伏屋敷の敷地内にあります。柚の木が老木である程、位の高い家柄であると言われていていました。
柚子胡椒のようなものが山伏の保存食として又、薬草としての役割を持ち、永く受け継がれてきました。
そして、創業者の林光美が長年に渡って
試行錯誤をし柚子胡椒をやっと完成させました。
現在、変わらない味を柚乃香の柚子胡椒として
皆さまにお届けしています。
現在三代目の林久秀は、山伏の子孫として、
多くの人に伝える努力をしていきたいと思っています。
創業当時
日本三大霊山の一つ、英彦山の山伏の食材(薬材)柚を
使って作られる柚乃香(柚子胡椒)は、国定公園である
観光地、英彦山のお土産として販売していました。
しかし地元自生の柚子だけでは不足したため、
英彦山の裏になる大分の耶馬溪方面にまで
買付に行くことになったが、商品を大分でも、卸営業をしていたため、大分名物と思われている方も多くいます。
(英彦山で作られていた薬の書類)
現在の柚乃香の柚子胡椒
ただひたすらに山の奥から柚乃香をつくりつづけて71年。
小川の流れる英彦山の谷で、
人間が癒される様なストレスのない
自然の中で育った柚子の皮だけを使っています。
柚子で無農薬、肥料を使わず、
自然にさからわないものを心がけています。
自社農園と契約農家さんだけの柚子を使っています。
英彦山の豊かな自然